After Lunch Tennis

昼休みにするテニスの感覚メモを書き残す、備忘録ブログです。ジャイアンツファンなので野球のことも少しだけ。

〈バックハンド〉初心者に打ち方を教えて、うまく打てている姿を見ると嬉しい

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アンディ・マレーのココがすごい!=杉山愛コラム「愛’s EYE」 - スポーツナビ

こんばんは。
先日珍しく、初心者に打ち方を教える機会がありました。厳密に言えば初心者ではなくて、中学生のときに3年間ソフトテニス経験ある方なのでソフトテニス経験者というべきかもしれませんが。

普段は決まったメンバーでなごやかにテニスをするだけの、テニスライフをしているので人に打ち方を教えるようなことは、ほぼほぼ無いんです。だけど、そのソフトテニス経験者で硬式テニスはほとんど触ったこと無い人に、バックハンドを教えてほしいと言われて少し感覚を伝えました。

教えて少しラリーをするうちに、きちんとラケットの真ん中で捉えたボールがそこそこ深いところに飛んでくるようになって、おお!すごい!と思うのと同時に少し嬉しかったのが印象的でした。自分が教えたことによって上達してくれるのは嬉しいものだと久々?(初めてかも)に感じました。

もちろん、私が教えたから上手くなったのではなくてその方にセンスがあった可能性も多分にありますが・・・
ソフトテニス経験者って、ファアハンドはある程度感覚を掴めばそれなりに打てる人が多いですよね。けどバックハンドには悩んでいる人が多いと思います。ソフトテニスのバックハンドってフォアハンドのウエスタングリップでフォアと同じ面を使って片手で打つ、硬式テニスではかなりうちにくい打ち方になります。
イメージでいうと、ガスケなんかはソフトテニスっぽい片手バックハンドだと思います。

それで、ソフトテニス経験者はその打ちにくい片手バックハンドで器用に相手コートに返すぐらいはできてしまうので、あまり両手を使おうとはしないんですよね。(遊びでテニスをやる程度の人は特に)
だけど、個人的には両手バックハンドで打ったほうがいいのになーと思っています。ソフトテニス式片手バックハンドだと速いボールや弾むボールに対しての対応が難しいから、両手で打った方が簡単にテニスができて楽しくプレイすることができるんではないかと思っています。

ということで、今回のソフトテニス経験者には両手バックハンドのほうがオススメですよーということで打ち方を教えました。教えたことは少ないんですが…

  • 両手バックハンドの握り
    左手はテキトーに打ちやすい握りで、右手はコンチネンタル
    (右手はスライスを打てるグリップにしておいたほうが良いと思ってコンチネンタルにこだわりました。)
  • スタンス・スイング後の足の位置
    若干クローズド気味のスクエアスタンスで、スイングした後に左足(右利きの場合)が右足より前に出るイメージでと伝えました。
    (個人的にはオープンスタンスの両手バックハンドを教えたい!)

こんな感じで2点ぐらいしか伝えませんでした。スイングの細かなところはアドバイスする技術が無いですからね笑

この2点を教えて、バックハンドを打ってもらうとかなり上手く打てていたので、ワシが育てた!って感じがして嬉しかった!というのが今回言いたかったことです。しょうもないことですみません・・・

この記事を書いていると、オープンスタンスのバックハンドや、バックハンドが打てなくなったときの対処法なんかも書けそうだな〜と思ってきたので、また書きます!

〈メンタル〉ウィナーを取りたい気持ちを我慢するには

こんばんは。
テニスをしてる中である楽しい場面って、人によって違うとは思います。僕の場合はウィナーを取った瞬間は楽しいです。

ウィナー取るのは簡単ではないです。特にダブルスの場合は難しいです。

難しいけど、無理にウィナーを狙いにいってしまうと当然ながらミスが増えます。自分の場合は我慢できずにウィナーを狙いに行ってミスしてしまうパターンがけっこうあります。バカなのはわかっているんですけど、打ちたくなるんです。不思議ですよね…

ということで、ミスするリスクがあるのにウィナー(強打)を狙いたくなったときに我慢する考え方を整理してみようと思います。

ラリーが続いたほうが楽しいと思い込む

ウィナーを狙ってミスすれば、そこで終わり。決まればそこで終わり。テニスって1セットのポイントは一番少ないと4×6で24ポイントです。意外と少ないですよね。

と考えると、ウィナーを取って楽しむよりもラリーを続けた方がより長くテニスを楽しめると考えてみてはどうだろう。

 

ラリーの中での組み立てを楽しむ

西岡選手のプレイを見ると、ラリーを組み立ててポイントを取っているなーと思うことがあります。具体的にどう組み立てているのかは理解できていないんですが、あんまりすごいショットがないけどポイントを重ねているんですよね。

そういう選手のプレイを見ると、ラリーを組み立ててポイントを取るのも良いもんだなーと考え方がかわります。

少し前は錦織選手のプレイをよく見ていましたが、攻撃的なテニスはすごく魅力的です。しかし、社会人が昼休みにやるようなテニスで攻撃的なプレイスタイルは成立しずらいです。(レベルが低いので)ということで、守備的な。組み立てを重視していきたいですね。

 

ウィナー以外のポイントの取り方をイメージする

端的に言えば、相手にミスをさせる。です。

相手がミスをしてポイントを取るのはイマイチテンションが上がりませんが、狙ってミスをさせると意外と気持ち良いんです。

例えば、スピン系の跳ねるボール中心でラリーをしている中でスライスを混ぜてミスを誘ったりして、実際にミスしてくれると心の中で「やった!」ってなります。

 

体力的自信を持つ

ウィナーを狙うということは、ポイントを短く終わらせたいという気持ちが若干あるとおもいます。
特に相手が守備的な選手で、ほとんど攻めてこないけどミスせず深い珠を返してくる(いわゆるシコラー)ような対戦相手だと、より短いポイントで終わらせたくなります。しかし、自分攻撃力がある程度高くないとシコラー相手にウィナーを取るのは難しいんです。難しいですよね?

そういうときは割り切って、ある程度長いラリーに付き合っていくつもりで試合を進めたほうが良い気がしています。そういうときに、体力的に余裕があればおおらかにテニスをすることができます。

〈サーブ〉フラットサーブの当たりを厚くする感覚

今回は超個人的な感覚の話です。
ファーストサーブにフラットサーブを打つことがあります。その日の調子によりますが、ファーストサーブの球種の割合は、フラットサーブ2割、スライスサーブ4割、スピンサーブ4割ぐらいです。

ファーストサーブなのに、フラットサーブの割合が2割ぐらいしかない理由はスピードがあまりなくて威力もそれほどないので、回転系のサーブで変化をつけた方が相手が嫌がるからです。

しかし、最近フラットサーブの威力を出すイメージというか感覚がつかめてきたのでメモしておこうと思います。

トスと同時に身体を少しひねる

スピンサーブとスライスサーブは自然体でトスを上げて、身体のひねりは意識してません。
フラットサーブは、トスを上げるタイミングからベースラインにトスを上げた左手が並行になるようなイメージで身体をひねっています。
言葉での表現はむずしいですが、身体をひねるというより、身体の左側に壁をイメージする感じかもしれません。

 

トスの位置は通常よりも右後ろ

フラットサーブの場合、トスは前に上げるのが普通だと思いますが、自分の場合前に上げるとラケットの先端に当たってスピードが出なかったりネットしたりとあんまり良いサーブが打てませんでした。

そこであえてトスを後ろ気味にして、なおかつ利き手側(右側)にトスを上げるようにしたら、厚いあたりのフラットサーブが打てるようになりました。

 

リバースサーブを打つつもりでインパク

硬式テニスでリバースサーブを打つ人は見たことがないです(試合では)
軟式テニスではたまに打ってる人がいましたが、あれはグリップの握りが厚いから打てるんだと思います。
硬式テニスではサーブ基本的にコンチネンタルグリップで打つのがセオリーなので、リバースサーブを打つのは難しいです。(ウエスタングリップで押し出すようにサーブを打つ人も多いですが)

ただ、遊びでリバースを打ってみると、普通にフラットサーブを打つよりも速いボールが打てました。

おそらく、ラケットの面を思いっきり開こうと頑張るのでプロネーションがうまく使えたのだと思います。あまりやりすぎると、肘や手首に負担がかかりそうですが、リバースサーブを打つイメージでフラットサーブを打てば当たりが厚くなります。

ドルゴポロフ選手の好きなところ


Dolgopolov Heavy Hitting @ Wimbledon 2014-Court Level

個人的に大好きな選手が、ドルゴポロフ選手です。
数年前まではATPランキングでもTOP20前後にいたこともありましたが、現在は手首の怪我から復帰していないとのことで、2018年試合が最後になっています。31歳と錦織選手と同世代だと思うのでなんとか復帰してほしいです…

そんなドルゴポロフ選手のどんなところが好きなのか、個人的にピックアップしていきます。

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〈バックハンドスライス〉万能ショットのバリエーション


Bernard Tomic VS Alexandr Dolgopolov Highlight 2012 AO R3

いやーバックハンドのスライスっていいですよね!
ディフェンスでも使えるし、攻撃としても使えるし、何球打っても疲れないし。めっちゃ便利で万能なショットです。

テニスの数あるショット中で一番好きなのがバックハンドスライスです。数年前まではミスも多かったショットなんですが、最近は一番安定するショットになっています。シングルスではバックハンドスライスを多用してミスを減らすように試合作りをしています笑(緊張するとファオの安定感がお亡くなりになってしまいます・・・)

上の動画リンクは、2012年全豪オープンのトミック対ドルゴポロフの試合です。今ではあまり見られない(寂しい)2人ですが、この試合はお互いにバックハンドスライスを多用するなかなか普通では見られない試合になっています!

バックハンドスライス好きの僕にとっては、ヨダレがでるような試合です。個人的にドルゴポロフはめっちゃ好きです。ものすごいスピン量のバックハンドスライスを多用している彼は最高です!最近はスライスは少なくなって両手バックハンドで返していることが多いですが…

前置きが長くなりましたが、何にでも使えるバックハンドスライスはどういう球種があるのか、自分の感覚で羅列したいと思います。

今回はバックハンドスライスを使う場面ではなく、バックハンドスライスの種類(回転量とかスピードとか)です。

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〈ボレー〉最適なタイミングでポーチに出たい!


TOP 50 The Art of Poaching | Tennis Doubles

前回はドロップショットは決め球の中で一番気持ち良いショットと言いましたが、それに匹敵するぐらい気持ち良いのがダブルスでポーチがドンピシャで決まったときです。

ポーチと言ってもいろんなポーチのパターンがあると思うので、ポーチのパターンを思いつく限り書いていきます。(自分の感覚で書きます)

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〈ドロップショット〉一番気持ち良い決め球かもしれない


Most Ridiculous And Outrageous ATP Drop Shots!

うまく決まれば、いろんなウイニングショットの中で一番気持ち良いと思っているのがドロップショットです(個人的意見)

ダブルスではあまり使わず、シングルスでも多用する人は少ないと思いますが、要所で使うとなかなか効果的で楽しいショットです。
何が楽しいかって、不意をついてドロップショットを打ったときに対戦相手が諦めて追いかけずに決まるのが最高です。

もちろん早いボールでウィナーを取るのも気持ちいいんですが、遅いボールでウィナーを取るのは、ちょっと違う気持ちよさがあります。

例を挙げると上の動画の最初、フェデラーのドロップショットです。
ということで、ドロップショットのバリエーションを考えてみます。

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